Vol.1◆愛しの愛娘誕生!

2000年5月8日、2人目の子供を出産するために朝早く起きた。
今回の出産は無痛分娩で、計画出産だったので、
出産する日は既に決まっていた。
その前日に入院して処置をしたりして当日に向けて体を休ませることが出来るのだ。
朝から洗濯したりと、いつもと変わらない生活のせいか、
明日出産するんだと言う自覚が全くなかった。
午前中のうちから、夫の母が来て私がいない間は息子の世話をしてくれるようになっていた。
午後から入院の手続きをするために夫と義母と息子の4人で病院へ向かった。
ナースステーションで病室(6人部屋)を決め、
ネグリジェに着替えたら、
早速、NST(分娩監視装置をつけて赤ちゃんの状態をチェックするものですね★)をするので、
ベッドで待っていて欲しいと、看護婦さんに言われた。言う通りにして、
横になっていたが、時間になっても来ない。
まあ、もうしばらくすれば来るだろうと思っていると、つい、ウトウトしてしまった。
気が付くと1時間も寝ていたらしい。
それから30分しないうちに子宮口の開き具合を見るために処置室に呼ばれる。
あれ?分娩監視装置つけて
NSTやってないんだけど、いいのかなぁ・・・?と思いつつも、とりあえずは処置室へ。
他に同じく9日に計画出産する
妊婦さんが何人かいたけれど、2番目に内診をしてもらった。カルテを見ながら、
先生が「あれ、Miuさん、NSTやってないの?」
と聞かれたのでやってないと答えた。
すると、病室を案内してくれた看護婦さんが
「おかしいわね。確かやったと思ったけど・・・。」
おいおい、やってないって。しかも、呼ばれてもいないし!
ちょっと、この看護婦さんで大丈夫なのかと心配した。
内診してもらったら、思っていた通り、海藻を入れられるハメに。
少しばかし痛かったが、それよりも何よりも、
それを入れるための器具を見てしまったので、ちょっと怖かった。
その日は海藻を入れた後にNSTをして、
夕食をとって寝るだけだったが、同室の人が海藻を入れた時点で、
陣痛が始まってしまい、痛がっていたので、
その声が気になってあまり眠れなかった。

翌日、やっぱり朝早く、周りの物音に起こされる。
しかも、朝っぱらから、一番嫌いな、浣腸をしなければならない。
6時に看護婦さんが来て、早くも、浣腸される。
「少し我慢してからトイレに行ってね。そうしないとお水だけが出ちゃうから」
「はい」と答えたが、分かっていても、辛かった。
お腹が弱い体質なので、すぐ腹痛になりやすく、案の定、
浣腸されて1分も経たないうちにトイレへ。
何度やっても、出産する時はこれがワースト1だ。
1時間後、さっそく分娩台へ。着替えて、分娩台に上がる。
すると看護婦さんが、
「じゃ、先生来るまで横になっててね。TV見ててもいいから。
えっ?TV??よく見ると、点滴をかけておくやつにTVがついていた。
「・・・じゃあ、遠慮なく、TVでも見るか。」と思い、TVをつけて見ていた。
元々、病院じゃない雰囲気をかもし出している病院(結構、有名な病院です。)なので、
おかしくはないんだけど、
ちょっと退いて見てしまった。
9時少し前に点滴を打ち始めて、その後、先生が来る。何をするのかな・・・?と思ったら、
いきなり内診。海藻を取って、
破水させていた。ひぃ!・・・破水って痛くないんだけど、急にされるとかなり驚く。
お尻の辺りが生ぬるくなって
気持ち悪かった。次に硬膜外麻酔をする。
ハッキリ言って、太っているせいか、先生も刺すのに苦労していたし、
体を丸めなければいけないのだが、何度やっても、丸まらなかったので、注意された。
9時ちょうどに血圧をはかり始め、
促進剤とNSTを始め、麻酔を少しずつ投与する。
しかし、1時間やっても効かない。普通、麻酔が効くと足が
ビリビリしびれてかなり麻痺するはずなのに、気持ち良~く、両足は動いてくれる。
助産婦さんも確認してくれたが、
同じだった。
「おかしいわね・・・もう少し様子を見ましょうか。」
と言ってはくれたが、早くも、微かに陣痛が始まっているのが
分かっていたし、波が来ると呼吸するのも多少辛かった。
10時半頃になって、再び助産婦さんが来て、
感覚が麻痺しているかどうか、確認してもらっても、やっぱり効いていないらしく、
再び、管を抜いて入れ直すことに。
さっきの先生とは別の先生が来てやってもらうのはいいが、
「こりゃあ、大変だなぁ。」と言われ、
しかも、入れる時にボソッと、
「よし、カンで・・・」と言った。
カンで管を入れるなぁぁぁ!!と言いたかったが、
さすがに陣痛も少し感じていたために
そんなことを言う余裕がなかった。
麻酔を入れ終わると夫が面会に来た。
まあ、来ても来なくてもいいんだけど。少し話をした。
今回も立ち会い出産じゃないので、とっとと、出て行ってもらった。
その後、何度か陣痛の波が来ていたが、
1人目の時の辛さはほとんどなかった。昼の1時頃になると、
かなり陣痛の間隔も短くなり、お尻の辺りに何か当たっていた。
しばらくすると、助産婦さんが確認しに来た。
内診してもらうと、頭がだいぶ降りてきているらしい。
「もう少しだね。」と言われた。・・・と言うのも、
陣痛がまだ軽い時にカーテンの向こうから聞こえたのだが、
「大体、2時ごろだね。」と言っていた。
その言葉どおり、2時前になると別の分娩台から赤ちゃんの泣き声が聞こえてきた。
そう思っていた矢先に「あ、もういきまないとマズイ・・・」と思い、助産婦さんを呼ぶ。
確認してもらうと、発露の状態。いきみながら剃毛。
「旦那さんの携帯がつながらないのよ」と言われる。
ゲッ!息子の時もそだったが、タイミング良く戻ってくるかなぁ・・・と少し心配。
しかし、こっちはいきみたくなることで精一杯。
助産婦さんのリードでいきむ。しかし、ついつい、いきむ時は目をつぶってしまう。
「Miuさん、目を開けてこっちを向いて!赤ちゃんの頭出てきたよ!」と言われ、見てみると、
股の間から血だらけのものが微かに見えた。ひえーっ!見たくねぇ!!
と思ったが、自分の子供なのでとりあえずは最後まで出してやらなければと思った。
「次でお産です」と助産婦さんが言うと、
縫合してくれる先生が来るのと同じ時に体全体がにゅるっと出てきた。

<2000/ 5/ 9/TUE 撮影>
あーとりあえず、出したぁ・・・とホッとしていたら、
先生がへその緒を持って軽く振り回しているではないか!!
早く、胎盤出して、全部終わらせてくれって。
助産婦さんが胎盤を出してくれると、縫合。
今回は切開をしなかったので、溶ける糸で内側の傷を縫合してもらった。
縫ってる頃は既に麻酔が切れかかっていたので、少し痛かったけど。
その日の夜、後陣痛が何度も襲ってくるわ、熱は出るわで眠れなかったのは言うまでもない。

2000年5月31日 00:00
娘編